デントリペアサービス旭川の施工ブログ

業者様への出張修理でトヨタ　ピクシスエポックのルーフにできた凹みのデントリペアです。
外注先からルーフ交換で納車された所、ルーフパネルに小さなエクボを発見して急遽「今日納車する予定なんですが、何とか今から直せませんか？」という事で現車を確認した所、凹みが浅く折れていない形状だったのでルーフライニングを外して裏から押し出す作業ではなく、表側から引っ張り出すプーリング工法で歪なく綺麗に驚異の１５分で終らす事ができました?
お客様から時折「表側から引っ張って直す方が簡単ですよね？」と聞かれますが、押して直すより引っ張り出すプーリングの方が一番難易度が高いです。
引っ張って終わりではなく、引っ張り出す事により本来の高さより高くなりますので高い所を専用工具で元の形状の高さまでミクロ単位（約１００分の１ミリ～５０分の１ミリ）で叩き落として合わせていきます。
叩き落す途中で凹んだ際にできた折れ曲がった癖が残っている事もあるので、その癖も完全に取れるまで引っ張り叩きを繰り返し絶えずパネルの高さを見極め続ける根気と体力のいる難易度の高い修復工法です。

本日１件目のCH-Rから続けて２件目もCH-Rでフロントフェンダーのデントリペアです。笑
パネルの際から５センチ程鋭角に深く凹んでいるので鉄板が伸びていたので、伸びた分を絞る工程を入れて裏側からデントツールで突いて修復しました。
裏側にフレームがあったので一定の角度からでないとツールが入りませんでしたが、そこは豊富な施工実績で培った技術で何とかカバーできました?
折れた感じで凹んでいるので折れた所の癖を取るのに時間が掛かりましたが、それでも１時間強で修復できました。
修復時間と修復可否の判断は経験値と技術力で大幅に変わり、場合によっては他店でお断りされた凹みでも当店では可能だったり他店で修復時間４時間掛かる凹みも当店では１時間という事もあります。
「押し出して修復する」という一見単純な作業に見えて実はかなり難易度が高く奥が深い世界なのがデントリペアなんですね?

遠方の業者様への出張修理でトヨタ　CH-R　フード２箇所のデントリペアです。
ツールアクセスも良好だったので２箇所で１時間程度で修復できました。
フードはエンジンからの熱の影響を受けやすい場所なので板金塗装だと小さな凹みでもパテ付けや部分的に塗装をすると熱により劣化が早まりパテ痩せやぼかし際の塗装が剥がれてくるというリスクもありますが、デントリペアならそのリスクも全くありません。
出張修理に向かう時、天気もそこそこ良かったので海や山がとても綺麗でした♪
これから段々と暖かくなり風が気持ちいい季節になりますね(^^♪