株式会社デントリペアサービス旭川のコラム

保険を使うと等級が1～3等級ダウンする

凹み・小さな傷であっても、保険を使用して修理した際は保険等級が下がります。保険等級が下がると月々の支払金額が大きくなるデメリットが発生します。特に等級が低い若い方が保険を使用すると、さらに保険料がアップし、月々の支払い負担が重くなります。

車の修理を検討する際には、修理費用を確認し「等級が戻るまでの金額と実際の修理費用」を比較したうえでお得な方を選択する必要があります。一例として、凹み・傷を直す際の費用が5万円だった場合でも元の等級に戻るまでの費用が10万円必要なケースは、明らかに自己負担の方が安く済むでしょう。

手持ちで修理費用がない場合は、保険を使う必要があります。修理費用を支払う余裕がある場合は、保険金額と比較して有利な支払い方法を選択するのが賢明です。

修理か廃車かを検討できる

車の状態があまりにも悪い場合、修理費用が100万円を超えることもあります。特にエンジン部分から交換する必要がある場合は高額になります。修理費用が高額な場合、状態のよい中古車を購入した方がお得なケースがあるのです。あらかじめ見積もりを出すことで「修理か廃車か」の見極めが可能です。

特に車が「年式が古い」「タイヤ購入や車検が近い」という方の場合、思い切って中古車を購入する方がトータルの費用を抑えることも可能です。長期的な目で修理費用を検討する際にもぜひ見積もりを検討しましょう。

相場を確認できる

複数の修理業者に見積もりを依頼することで「修理の相場」を確認できます。特に「少しでも安い修理費用に抑えたい」と考える方は、いくつかの修理業者から見積もりを取ることで修理費用を安く抑えられるでしょう。また、車に詳しくない方が修理を依頼する際、業者に余計な部分まで触られて必要以上に費用がかかることもあります。複数の業者に見積もりを出すことで「本当に必要な修理」を見極められて、的確な修理を選択することが可能です。

見積もりの注意点

修理の見積もりは、適正価格を見極めるためにおすすめです。しかし、見積もり費用が発生するというデメリットがあります。「とりあえず見積もりだけ」と思っていても、業者によっては見積もり費用の請求がある場合もあるのです。「安い費用で済むはずだけど、見積もり費用がかかったら他の工場と変わらない」とのケースも考えられるでしょう。

見積もり費用は修理費用の5％～10％が相場で。ディーラーによっては高く設定されていることが多く、逆に民間工場の場合は安価もしくは無料のこともあります。修理の際は見積もり費用も視野に入れて業者の選定を行いましょう。

さらに見積もりを出す際に「見積もりだけでお願いします」と伝えることも忘れてはいけません。業者によっては見積もりから修理にすぐ取り掛かってしまう場合もあり、「結局検討できなかった」と失敗する例も存在します。